小学校2年生の算数の最重要ポイントは、3桁ひっ算と九九です。
算数が得意になるか苦手になるかの分かれ道なので、是非とも、年度末にチェックしてあげましょう。
まずは、10マス計算で練習しましょう。
その後、100マス計算に挑戦し、基礎を盤石なものにしましょう。
ここで紹介している問題は、小学生知育大百科 2021完全保存版 (プレジデントムック)
の蔭山式厳選ドリルから抜粋しています。
小学校2年生で学ぶ算数は3桁の計算やかけ算の九九といったような、小学1年生から比べると高度になってきます。
そのため、算数が嫌いになってしまう子も出てきてしまうのです。
ただし、小学校2年生で学ぶ算数の中で、押さえておくべき箇所は、そう多くはありません。
次から、押さえておくべき項目を紹介し、問題集も計算ドリルとしてダウンロードできるようにしておりますので、安心ください。
それでは、一緒にチェックしていきましょう!
間違いやすい、3桁までのひっ算(たし算・ひき算)
間違いやすいひっ算は、次の3つのパターンです。
- くり上がり2回のひっ算
- 2桁ー2桁=1桁のひっ算
- 百の位から一の位へのくり下がりひっ算
7 | 7 | |
+ | 8 | 6 |
7 | 4 | |
+ | 6 | 8 |
1 | 0 | 2 | |
+ | 6 | 5 | |
最初は、くり上がりの1の数字を補助として小さく書きますが、慣れてきたらやめさせましょう。
理由は、かけ算のひっ算のときに混乱するためです。
くり上がりやくり下がりの数を記憶する週間を身につけましょう。
こちらの、計算ドリルをお使いください。
こちらが、答えです。
かけ算の九九は、徹底的に反復練習(百マスかけ算)
九九はまず覚えることです。
「ににんが4、にさんが6、・・・・」
と、九九の表を覚えましょう。
この時期の子は、リズムに合わせて覚えるのが得意です。
一通り覚えたら、百マスかけ算で基礎を固めます。
最初は、3分を目標にして、最終的には2分を目ざしましょう。
✖ | 2 | 9 | 7 | 0 | 1 | 6 | 5 | 8 | 3 | 4 |
6 | ||||||||||
3 | ||||||||||
0 | ||||||||||
7 | ||||||||||
9 | ||||||||||
1 | ||||||||||
4 | ||||||||||
2 | ||||||||||
5 | ||||||||||
8 |
こちらの、計算ドリルをお使いください。
こちらが、答えです。
最終仕上げは、ランダム九九に挑戦!
百マスかけ算が3分でできるようになったら、ランダム九九に挑戦しましょう!
順番ではなくランダムに九九を問われてもすぐに答えをさせるように暗記レベルを高めましょう。
目標は1分です。
こちらの、計算ドリルをお使いください。
こちらが、答えです。
その他の重要単元)長さやかさの単位
2年生では、mm、cm、mの換算、mL、dL、Lの換算など、「長さやかさの単位」をきっちり習得しましょう。
高学年の学習につながります。
そのために、生活体験において、料理の材料をキッチンスケールで測ったり、計量カップで水の分量を量るといったお手伝いをさせるとよいでしょう。
蔭山先生のホームページはこちらです。
Youtubeも参考まで。