6/5に文科省から『学びの保証総合対策パッケージ』なるものが発表されています。
新型コロナの影響で2ヶ月間、学校が休校となったことで学校学習が遅れています。この問題に対する対策や支援策をまとめたもののようです。
皆が感じている疑問点に回答する形で動画説明がありましたので、ざっくりとHiroPaPaなりの解釈で説明します。
動画はこちら。
目次
Q.2ヶ月も休校して間に合う?授業削るの?
A.いやいや、次の5つを考えて学習時間を作ります。それでもダメなら翌年、翌々年に繰り越しますし、「子どもの学び応援サイト」作って、先生に授業の効率化を促します!
①登校日の設定
②時間割編成の工夫
③分散登校
④学校弔事の重点化や準備時間の削減
⑤土曜日の活用、夏休みの見直し
Q.受験なんだけど…。夏休みや行事なくなるの?
A.最終学年は優先して考えます。夏休みは縮めますが、2学期からは月1回土曜日授業(AM)するとか、工夫します。けど、基本は学校判断です。
Q.家庭の負担重くね?教員の負担も重くね?
A.ご家庭の負担を考えて、学習は基本、学校がやります。予算使ってサポート人員増やします。その数なんと、8.5万人(教員3,100人、指導員61,200人、サポート要員20,600人)ですのでご安心を!
Q.コロナ第二波、第三波への備えは?
A.家庭の通信環境も把握しながら、オンライン学習を整備します。R1,R2の補正予算でGIGAスクール構想に取り組んでまして、「一人一端末」整備します。
Q.学校への支援は?
A. 経費を支援します。1校あたり、100~500万円支援するので、体温計や消毒液購入等につかってください。
Q.登校不安など、こどものケアは?
A. 健康相談やカウンセラーによる支援体制整えます。
Q.高校、大学入試が心配なんだけど・・・
A. 高校には、出題範囲や内容を配慮するように言ってます。大学にもAOの配慮や一般入試は6月中に方針示すよう言ってます。
まとめ
『学びの保証総合対策パッケージ』というのは、コロナ渦で休校になった授業をどうやって補うかという課題に対して、基本的な考え方と施策をまとめたものでした。
パッケージと言うからには、何かシステマチックな仕組みが備わっているのかと思いましたが、そうでは無いようですね。
教育熱心なご家庭では、この二ヶ月間も家庭で学習を行われていたのではないでしょうか?
とはいえ、受験生をお持ちのご家庭では、授業が無いことへの不安は拭えないでしょうから、こういった政府指針は、定期的に発信してほしいものです。
もっともICT化が遅れている教育現場においては、アフターコロナ、ウィズコロナの取り組みは、緊急かつ迅速に行なっていただきたいものです。
各家庭への要求もあってよいし、父兄も真摯に考え協力する義務があると感じます。
HiroPaPa家では、ICT化の準備はできていますので、どんとこい!です。