小学6年生

海外からの学生受け入れ時(ホストファミリーになるとき)の留意点

この度、2泊3日の短期間(6月27日(木)~29日(土))ではありましたが、ハワイから小学生2名を受け入れるというホストファミリーを経験しましたので、その時の様子やホストファミリーになる時の留意点などを記事にしております。

受入れ前(受入準備)

個室の準備

個室の準備は必須条件です。

しがないサラリーマンのHiroPaPa家には、来客用の部屋などあるわけがなく。。。

娘の部屋を客室に大改造です。

大改造といっても、まだ、娘の部屋は勉強机と本棚が置いてあるくらいでしたので、ベッドを二つ準備するくらいで済みました。

ただ、6畳くらいの部屋で広く無いので、勉強机を撤去し、ベッドを二つが置けるスペースを確保する必要がありました。

ベッドの準備は、「無印良品の脚付きマットレス」と「エアーベッド」の二つとしました。

設営については、別途、記事を参照ください。

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これで、滞在中の個室の準備完了です。

アメニティなどの準備

個を大切にするアメリカ人ですので、アメニティ類を個別に準備しました。

ホテルにあるような、歯ブラシセットやタオルを個別に袋に入れてベッドの上に置いておくという、ホテルや旅館であるようなものです。

ベッドの準備はできましたが、もちろん、布団やまくら、シーツ類も準備する必要があります。

その他、小学生2名を受入れのための事前の買い物は以下のとおり。

ニトリで買ったもの

  • マットレスのシーツ2枚
  • 夏用掛け布団2枚
  • 枕2個
  • 枕カバー2枚
  • バスタオル2枚
  • フェイスタオル2枚
  • 風呂の椅子
  • 桶(新調)

 

IKEAで買ったもの

  • バスマット(新調)
  • プラスチックコップ
  • ベッドカバー2枚

 

ケユカで買ったもの

  • 箸置き
  • 和風ランチョンマット5枚
  • フェイスタオル2枚

 

ゲストファミリーとの連絡

学校から事前にゲストファミリーのメールアドレスを頂いていたので、ホームステイ1週間前くらいに、MaMaが連絡を取ってくれました。

うち、1名(アジア系Aちゃん)の母親からはすぐに返事がきました。

が、なんと、ベジタリアンだと判明。

いやー、料理に気を使わなくてはいけなくなりました。

MaMaが、ですが。。。

もう一人(欧米系Mちゃん)は、直前に、本人はとても楽しみにしていると母親より返事がありました。

あと、事前にSNS(LINE)のアドレス交換を実施しておりました。

LINEだと、写真をまとめて共有するアルバム機能があるから便利です。

これは、昨年、娘がホームステイをした時に、ハワイのホストファミリーが同様の手段で写真を提供してくれて、非常にありがたかったからです。

二人を受け入れるわけですが、一方は、情報を沢山送ってくれますが、片方はそれほどでもないといった具合で、事前の連絡内容からみても、二家庭には随分と差があると感じました。

どんな二人が来るのか楽しみにしておりました。

おもてなし準備

CANVAで和風のウェルカムボードを準備しました。

ちょっとセンスがどうかと思いますが、まあ、シャレですね。

ウェルカムボード

反応は、いまいちでしたけれど。。。

その他、小学生の女の子二人が喜びそうな、お菓子類の準備は、以下の通り。

ドラッグストアで買ったもの

  • お菓子系
  • ハイチュウ
  • ラムネ
  • 飲むラムネ
  • 知育お菓子

 

和菓子屋で買ったもの

  • 金平糖
  • 琥珀糖

金平糖は、滞在中、ずっと、ぽりぽり食べてましたね。

どこで売ってるの?と、聞いてましたので、お気に入りだったようです。

スーパーで買ったもの

  • オレンジジュース
  • リンゴジュース
  • 緑茶
  • 無糖の紅茶
  • ウーロン茶
  • 夜部屋で飲む用の水

 

100均で買ったもの

  • 和風折り紙

受入れ期間中

MaMaが車で小学校まで迎えに行きました。

大きなスーツケースを予想してましたが、リュックでした。

ハワイからの二人(Aちゃん、Mちゃん)は、学校に来るまえに大阪を観光していた模様です。

後でわかったことですが、実は、ハワイから来ている14名の小学生の家族も一緒に来日していたのです。

Aちゃんは9歳、Mちゃんは10歳で、同い年(日本なら小学校4年生)でした。

食事

初日の夕食は、手巻き寿司です。

長次郎に、こんなセットがあります。

便利ですよね。

普段は、いくらや数の子なんて巻きませんけれど。。。

 

ハワイから来た二人の反応はというと。

アボカドや卵、マグロ、サーモンあたりを好んで巻いて食べておりました。

海苔にごはんを沢山乗せるので、巻けないおにぎり状態で食べてました。

二日目の朝食は、日本食を準備しました。

ごはん、お味噌汁(豆腐とわかめとうすあげ)、納豆、だし巻き卵、冷ややっこ、ゆで卵。梅干し。

ごはんとお味噌汁が好きでしたね。

納豆と梅干は、いらない。と。

だし巻き卵は残してましたが、ゆで卵は食べてました。

うすあげも残してました。

二日目の夕食は、ホテルでバイキングです。

バイキングなので好きなものを食べてましたが、パエリアなどごはんものとお味噌汁を好んでもってきてました。

デザートは、抹茶ソフト、フルーツを好み、ケーキ類は取ってきてませんでしたね。

Mちゃんは、ソフトクリーム用のウェハースをぼりぼり食べてました。

Aちゃんは、ドーナツを食べておりました。

三日目の朝食は、ミスタードーナツを準備してましたが、日本食がよいとのことで、二日目の朝食と同様にごはんとお味噌汁に変更。

味付け海苔をぽりぽり食べるなど、二人とも日本食が大好きなようでした。

出かけた場所

滞在期間中は平日で、学校からの帰宅後の少ない時間しかなく、遠出はできませんでしたので、初日は、ちかくのショッピングモールにお出かけしました。

雑貨屋さんや100均に行ったようです。

百貨店の一階で好きなスイーツを選んでもらったところ、いちごのかき氷、ミルクアイスを選びました。

意外と質素ね。

二日目は、もう少し大きいショッピングセンターに行きました。

キティランドのようなキャラクターショップに立ち寄り、ぬいぐるみなどの、かわいいキャラに興味を示してました。

このあたりは、小学生女子でしたね。

二日目のホテルでビュッフェ形式の夕食をした時に、今日一日で何が楽しかったか聞いてみましたところ、観覧車に乗ったこと。

と言ってました。

MaMaに聞いてみると、小さな観覧車に乗ったようです。

お家で何して過ごしたか

二日間と短く、家にいる滞在時間も限られていたため、食事、お風呂を除くとほんのわずかな時間しかありませんでした。

知育菓子を創ったり。

折り紙したり。

ボードゲームは、鬼滅の刃のポンジャンをやろうとしましたが、うまく説明できませんでしたので、UNOやったりしてました。

あとは、TVですね。

録画したSINGを英語で見てました。

とくに、二人とも普通に過ごしていたと思っていたのですが、1日目の夜に事件が起こりました。

一人(Aちゃん)が寝る時に泣き出してしまったのです。

ホームシックになったんですね。

MaMaが事前にLINEのアドレス交換をしていたので、Aちゃんの母親に連絡をとって、なだめてもらい、なんとかその日は二人とも就寝しました。

母親のなだめ方が、呼吸法の指導っぽく、なんともスピリチュアルな感じでしたので、その手の仕事をやっているのかなあ。と感じました。

次の日、その娘はMaMaのLINEを使って、母親に「迎えにきてほしい」と連絡してましたが、学校の先生とその娘の母親が会話(MちゃんもいるのでAちゃんは必ず寂しさを克服できるといった話)をしたらしく、二日目も我が家で過ごすことになりました。

Mちゃんは、二日間ともなんともないようでした。

どうも、Mちゃんは自分からホームステイを希望していたようですが、Aちゃんは親の進めだったのかもしれないなあ。とあとで感じました。

お別れ

3日目の朝に最寄りの駅まで車で送りましたところ、それぞれの家族と対面することになったのです。

二人の家族は対象的な感じでしたね。

Aちゃんの方は、お母さんはヨガインストラクターのようで、テキパキした感じ。お父さんは、きっちり七三分けの神経質な感じ。

Mちゃんの方は、お母さんが獣医系ドクターで両親ともにおおらかな感じ。

どちらも弟が二人いて、二人とも長女のようでした。

欧米系のお父さんが、娘を「curiosity」と言ってました。

Mちゃんのお父さんに、Mちゃんはスマートですね。

と話したら、お父さんからは、彼女は「curiosity」だと返答がかえってきました。

その時は意味がわからなかったのですが、後で調べてみると、好奇心旺盛という意味なんですね。

二度と忘れない単語になりました。

Aちゃん、Mちゃん、そして両親とあいさつをして、お別れです。

日本の小学校の先生と、ハワイの小学校の先生もいました。

このあと、ハワイからの家族たちは観光予定があるようでした。

名残惜しかったですが、あっという間の二日間でした。

受入れ後(反省点)

こうしておけばよかった点

ホームステイのホストファミリーを経験して、こうしておけばよかったことです。

ゲストとの会話が弾まなかったので、そりゃもう、英語の会話力向上がダントツですね。

ゲストの緊張をほぐしてあげたかったし、もっと、いろんなことを伝えたかったし、聞きたかったですからね。

特に、ヒアリング力が無くて、「えっ?なんて?」って場面も多く、だんだんと会話も少なくなりました。

良い機会を得られたのに、もったいなかったです。

といっても、ヒアリング力やスピーキング力なんて、一長一短で得られるものでもないので、無いものねだりですけれど。

CHATGPTがもう少し使えたらよかったのですが、連続した会話の翻訳がうまく機能せず、以外にも役に立たなかったです。

さて、どなたかの参考になったかどうかわかりませんが、こうしてHiroPaPa家のホームステイ受入れ大計画は、無事!?に幕を閉じたということです。

でわでわ。