先日、Voicyを聞いていて、非常に参考になったことを記事にします。
それは、アクティブラーニングとラーニングピラミッドの関係についてです。
教育のニュースや雑誌、本などに目を通すと、必ずといっていいほど、アクティブ・ラーニングの重要性をうたっています。
これは数年前から顕著になってきていて、文科省も2017年に発表した「新しい学習指導要領の考え方」に、このアクティブ・ラーニングの視点を取り入れた各学校の授業の改善、推進について記載しています。
ただ、HiroPaPaは、なぜ、アクティブラーニングがもてはやされているのか?
今ひとつ、腹落ちしていませんでしたが、今回、アクティブラーニングとラーニングピラミッドの関係を理解した際に、「なるほど」と腑に落ちましたのでご紹介します。
アクティブ・ラーニングって、なぜ、重要なの?
結論から言いますと、アクティブ・ラーニングを実践した方が、学習の理解度が高くなるからです。
これは、後述するラーニングピラミッドで説明がつきます。
このアクティブ・ラーニングとラーニングピラミッドの関係が理解できたので、「なるほど」と腑に落ちました。
アクティブ・ラーニングの提議や従来の学習方法との対比という観点では、イマイチ、重要性が理解できませんでした。
能動的学習とか受動的学習とか言われても、ピンときませんでした。
日本人て欧米からのことばをそのまま和訳してしまっていることが多いですよね。
経済学なんて、意味わからない単語ばかりです。
「限界消費性向」最初聞いたとき、何言っているの?
でした・・・。
ちょっと、脱線しました。
「アクティブ・ラーニング」=「頭に残る学習法」
と、勝手に名付けてしまいましょう。
では、なぜ、頭に残るのか?
ラーニングピラミッドで説明します。
ラーニングピラミッドって何ですか?
こちらがラーニングピラミッドです。
ラーニングピラミッドは、学習方法と学習定着率の関係を表したものです。
60年以上前からある理論のようですね。
最近になって、アクティブ・ラーニング(頭に残る学習方法)との関係も図示されています。
このピラミッドに従うと、講義を受けただけとか本を読んだだけでは、10%も理解できていないということになります。
たしかに、覚えたかどうかを確かめるのに、人に説明できるか?
を確かめていた経験がありますので、底辺部分は納得感があります。
学校で学習をすすめるにあたり、講義、グループ討論といった形式をとることで理解が深まるというのは、理解でますね。
ただ、常にグループ討議形式だとすべてのカリキュラムを履修するには、時間がかかりそうなので、学習の効率性という意味では疑問が残ります。
そこは、バランスが必要なのでしょうね。
その他にも、準備に時間がかかるとか、受験対策が難しいとか、アクティブ・ラーニング(頭に残る学習方法)の問題点もいろいろありますので、今後、どのように学習に取り入れていくかは、教育現場の大きな課題になっています。
家庭で出来る ”頭にのこる学習方法”とは?
アクティブ・ラーニング(頭に残る学習方法)は、学校より家庭学習に親和性があるのではないでしょうか?
と、HiroPaPaは考えています。
子どもと一緒にいると、いろんなことに興味を示します。
その都度、なぜ?そう思うのか?
とか
興味を持った理由を聞いてみてあげましょう。
自分で考えることの訓練です。
一日の出来事を説明してもらう。
というのもいいですね。
ただし、あまり、深堀りすると説明が面倒臭くなってきますので、ほどほどにしておくことも大切です。
HiroPaPa家では、「わからない」は禁句にしています。
思考停止するのではなく、わからないなりに、言葉で説明できるようになってほしいからです。
だた、これも、ひつこくなると疲弊してしまうので、ほどほどに、が大切です。
家庭で楽しく、親子の会話で、”頭にのこる学習方法”を楽しみましょう!!
最後に、冒頭で参考になったVoicyを貼っておきます。