小学6年生

ソフトバンクのキッズホンから楽天最強こどもプログラムへの移行方法

娘の小学校卒業を機に、スマホのキャリア契約の手続きを行いました。

小学校の規則でスマホがNGだったので、仕方なくキッズ携帯(ソフトバンクのキッズホン)を持たせていました。

キッズ携帯
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5年生の時に、ハワイへ交換留学した際に、iphoneSE(第2世代)を持たせたことがあり、その後、キャリア契約のない状態で使っていたので、キッズホンとスマホの2台持ち状態でした。

ハワイ
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いよいよ、小学校も卒業することになりましたので、スマホのキャリア契約を行うことにしました。

親が楽天なので、娘も楽天最強プログラムへ電話番号を引き継ぐお引越しです。

全て、ネット上で完結できるかと思いましたが、これが、意外に面倒だったので、小学生のキッズ携帯からスマホへ番号ポータビリティを利用して移行を考えている方の参考になればと思い記事にしております。

先に注意点を言っておきます。

キッズホン(ソフトバンク)から楽天最強こどもプログラムへの移行の際の注意点は3点です。

  1. キッズホンの名義を子ども名義に変更しておくこと
  2. キッズホンのセキュリティ設定でソフトバンクからのショートメッセージを受信できるように変更しておくこと
  3. 楽天最強こどもプログラムへエントリーすること

HiroPaPaは、楽天モバイルのWeb上で全て完結できると思っていたのですが、それが甘かったです。

まず、一つ目の壁です。

娘の名前で楽天のアカウントを作り、学生応援キャンペーンの14000ポイントを狙い、楽天モバイルで最強プログラムへの申し込みを行ったところ、

「キッズホンと名義が違うのでできません」

とのこと。

そうなんです、キッズホンはHiroPaPa(親)の名義で契約していたのです。

この名義変更を行うためには、親子で店舗に出向く必要がありました。

なんで今どき、Web上で完結できないのか理解に苦しみますが、Webで予約をとり、二人でソフトバンクの窓口へ行き、名義変更を行いました。

その時必要なものは、親と子ども双方のマイナンバーカード、キッズホン本体、キッズホン決済クレジットカードが必要でした。事前に店舗へ予約していたので、前日に必要な書類一式を聞いていたので、問題なく名義変更できましたが、ふらっと訪問していたら出来ていなかったでしょう。

つづいて、第二の壁です。

子どものキッズホンの携帯番号をそのまま使いたかったので、MNP※を利用したのですが、ここに落とし穴がありました。

※MNP(Mobile Number Portability)とは、携帯電話の電話番号をそのままに、別の携帯電話会社に乗り換えることができる制度です。

ソフトバンクの会員Webサイト(My Softbank)にログインし、MNPの手続きを進める段階で、認証のためにキッズホン宛てのメッセージが届くのですが、キッズホンって親などの特定の人しかメッセージを受付ません。

そのように設定していたからです。

そうなんです、キッズホン本体を見ても、メッセージの着信案内がありません。

結論、キッズホン本体のセキュリティ設定を変更しメッセージを受け取れるようになりましたが、かなり手間取りました。

その後は、楽天モバイルのWeb上で順調に手続きが進み、楽天モバイルからSIMカードが送られてきました。

SIMに同封されている説明書通りに行えば、iPhoneへの設定も難しくはありません。

無事に開通!

ところが、第3の壁がありました。

開通後、楽天最強こどもプログラムは、エントリーをしないと反映されないようです。

子どもの割引価格にするためには、忘れずにエントリーしておきましょう。

そんなこんなで、娘のスマホデビューが無事に整ったのですが、実はもう一つHiroPaPa的には、面倒な手続きが必要でした。

というのは、楽天モバイルで18歳以下の子どもが契約する場合には、I-フィルターの申し込みが必須になっています。

このI-フィルターは、正式には「あんしんコントロール by i-フィルター」というのですが、330円/月のサービスになります。

このサービスは、次のようなサービスが利用できることから、情報リテラシーの低い子どもを守る上でも有益なサービスです。

①Webやアプリの利用制限
②位置情報把握
③見守り機能(そんなサービスを使ったか親がわかる)
④利用時間制限

有益なサービスであれば、使えばいいじゃん。と、HiroPaPaも最初は思ったのですが、実は、iPhoneではあまり効果がないことがわかりました。

このサービス、AndroidとiPhoneで提供サービスが異なり、iPhoneの場合には、i-フィルター専用ブラウザを使う必要があるなど、iPhoneでは、あまり意味がないのです。

アプリ制限や端末の時間制限だけなら、iPhoneのiOSにあるスクリーンタイムの設定で可能なので、Webサイトの制限が使えないとなると、やっぱり価値が見いだせませんでした。

ということで、さっそく解約です。

この解約手続き、書面を郵送する必要があります。

なぜに郵送・・・。

110円の切手貼って・・・。

これが、第4の壁でした。

でわでわ。