スーパーサイエンスハイスクール(SSH)という言葉を聞いたことはありますか?
中学受験など、進学校を調べる時に目にした方も多いのではないでしょうか?
HiroPaPaの場合も、娘が進学したいと言った学校が、SSH認定校だったので、少々気になり調べてみました。
本記事では、スーパーサイエンスハイスクールが生まれた背景や狙い、また、指定校に認定された場合のメリットなどをざっくり記載しております。
目次
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)制度の概要
SSHは、いつから始まった制度なのか?
2002年から始まった制度です。
19年前なので随分前ですね。
SSHは、どんな制度なの?
ウィキペディアより引用です。
SSHを始めた目的は何なの?
文科省のページには次のように書かれています。
『将来の国際的な科学技術関係人材を育成するため』
SSHがスタートした頃には、子どもたちの「理科離れ」が大きな問題となっていたようです。
当時、「理科が好き」「将来科学を使う仕事がしたい」と回答する子どもの割合が、なんと先進国21ヶ国の中で最下位であることが明らかになり、文科省も慌てたようですね。
SSHでは、どんなことをしているの?
以下のような、理数系や探究科目に興味のある人にはとても魅力な取り組みをしています。
- 大学の研究室での実験やフィールドワークを体験!
- 海外の大学や研究施設を訪問しグローバルな視点と最先端の科学技術について学ぶ
- 学会や研究発表会で成果を発表する体験!
- 国際的な科学コンテストに参加
SSHに選ばれるメリットは?
まずは、お金ですね。
科学技術振興機構経由で、1校あたり、年間 6~12百万円の支援が受けられる。
SSHには、「研究開発学校」としての役割も与えられているため、一定の条件下で、学習指導要領の範囲を超えた活動を行うことができます。
つまり、尖った面白い取り組みにも挑戦できるところもメリットでしょう。
最近では、グローバルな社会に対応するため、海外への留学や英語プレゼンテーションなども活発に行われているようです。
SSH指定校は、どのくらいあるの?
令和2年度で指定校は、217校あります。
指定校一覧はこちら。
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)は魅力的か?
HiroPaPaは理系出身なので、研究や実験が大好きです。
令和2年度の『各賞受賞校及び発表テーマ一覧』です。
レベル高くないですか?高校生ですよ。
立派なもんです。
このような、研究や実験を高校生で取り組めるというのは、とてもいい制度です。
大学受験のために、ひたすら詰め込み型の暗記勉強をするより、よほど価値のある取組なのではないでしょうか?
今後、グローバルなフィールドにおいて、何ができるか?
が、個に問われる時代において、知の探求は尖った人材を育成するために必要な取組と言えるでしょう。
HiroPaPaはそう思いました。
娘は研究がしたい訳ではなさそうですが・・・。
でわでわ。