小学校5年生の算数の最重要ポイントは、分数のたし算・引き算と割合の理解です。
分数のたし算・引き算は、通分と約分がすらすらできることが目標です。
割合の基礎を固めておくと文章問題も、こわくありません!
ここで紹介している問題は、小学生知育大百科 2021完全保存版 (プレジデントムック)
の蔭山式厳選ドリルから抜粋しています。
ここは、今一度、昔に戻っていっしょに解いてみましょう。
分数のたし算・引き算は、通分と約分を攻略しよう!
「かける通分」「あわせる通分」「そろえる通分」を使う問題を練習しましょう。
通分は、中学校の方程式につながるのでとても大事です。
例)
①
1/5+2/4
=4/20+5/20
=
②
1/6+5/12
=
③
9/10+11/25
=
④
5/8-1/3
=
⑤
8/15-3/20
=
通分がすらすらできるようくり返し練習しましょう。
こちらの、計算ドリルをお使いください。
こちらが、答えです。
『割合』の基礎を固めておくと文章問題が怖くなくなります!
高学年になると、文章問題につまづく子がぐんと増えます。
『割合』をしっかり押さえておけば、たいていの文章問題は解けるものです。
5年生の「密度」「歩合」「百分率」「速さ、道のり、時間」、
6年生の「比と比の値」などは、
『割合』が土台になっていますので、しっかり復習していきましょう!
例)
①定員100人の船に、乗客が60人乗っています。乗客は、定員の何倍ですか?
〔式〕
②昨日、50冊の本が売れました。今日は、昨日の1.5倍売れました。今日は何個売れましたか?
〔式〕
③定価5000円のカバンを3わり引きで買いました。カバンを何円で買いましたか?
〔式〕
④定価7000円の靴をセールの日に6300円で買いました。定価の何%で買いましたか?
〔式〕
くり返し計算ドリルで練習しましょう。
集中するために、必ず時間を計るようにしましょう。
こちらの、計算ドリルをお使いください。
こちらが、答えです。
その他の重要単元)「単位量あたり」、「速さ」も重要!
5年生の算数は、小学校の中で最も重要です。「単位量あたり」も「速さ」も重要です。
まずは土台となる「割合」を盤石にした上で、6年生に進みましょう。
「少数のかけ算やわり算」も大切です。
少数の計算がすらすらできるように、時間を区切って取り組ませてください。
少数の計算につまずきがあったら、4年生に戻って整数の計算から再スタートしましょう。
前の学年に戻ることを当たり前にすると力がつきます。
蔭山先生のホームページはこちらです。
Youtubeも参考まで。