小学3年生 PR

割り算のあまりの表記は「・・・」ではなく「あまり」に変わった理由

算数

先日、学校から持って帰ってきた算数のプリントを見て驚きました。

7÷3=2・・・1

ではなく

7÷3=2あまり1

と書いてました

で、調べてみると、平成12年までの教科書では「・・・」だったようですが、

変更されたとのこと

知ってました?

HiroPaPaは知りませんでした

この表記が変わったのには理由が二つあるそうです。

【理由①】

わり算のたしかめをするときにわかりすくするため

以下のたしかめ式の方が,どの数値をどこにあてはめるかがわかりやすくなるということです

「わる数×商+あまり=わられる数」

【理由②】

1,2,3…のように表すときの「…」の表記と区別をしやすくするため

「…」でも間違いではありませんが,授業では「あまり」の方の表記を使います。

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<<TIPS>>

面白いことを先生に教わりましたので、ご紹介です

小学3年生で割り算を学習するわけですが、面白い疑問が湧いてくるというのです

それは、わり算の結果が同じであっても、「A=B B=C ⇒A=C」が成り立たないというもの

この「あまり」を使った計算では、「=」が成り立たない例があります

(例)

5÷2=2 あまり 1
7÷3=2 あまり 1
9÷4=2 あまり 1

これらの答えはどれも「2あまり1」です

しかしながら

5÷2=7÷3 ではありませんし

7÷3=9÷4 にもなりません

学習をすすめると

5÷2=2.5
7÷3=2.33…
9÷4=2.25

と、習います

この「あまり」を使った式は、それまでの特殊な式と言えます

いかがです?

そんなこと気にもしませんでした

へー、ですよね

でわでわ