教育費って、いつまでにいくら貯えておけばいいの?
こんな話は誰も教えてくれませんので、HiroPaPa家でシミュレーションしてみることにしました。
事前に準備しておく必要のある教育費とは?
教育費の貯蓄目的ですね。
普通に考えて、
「金額が大きくて急に言われても支払えない!」
そういった費用ですよね。
では、そんな支出ってあるんでしょうか?
以前、幼稚園~高校生までの年間教育費用はいくらかかるのか?
を記事にしましたが、高校生までは年間約50万あればよいのです。
月にして5万円程度です。
高校生までの教育は、事前に貯蓄して準備するというよりは、生活費の中から捻出する必要があると考えます。
次に、大学です。
(1)入学費用(万円)
国公立大学 | 私立大学(文系) | 私立大学(理系) | |
学校納付金 | 14.8 | 9.3 | 10.5 |
受験費用 | 30.5 | 35.5 | 31.9 |
入学しなかった 学校への納付金 |
31.6 | 50.3 | 51.9 |
合計 | 77.0 | 95.1 | 94.2 |
(2)在学費用(万円/年)
国公立大学 | 私立大学(文系) | 私立大学(理系) | |
学校教育(※1) | 9.2 | 8.9 | 8.9 |
課程教育費(※2) | 105.8 | 143.2 | 183.3 |
合計 | 115.0 | 152.1 | 192.2 |
※1:学校教育費(授業料、通学費、教科書代など)
※2:過程教育費(塾の月謝、おけいこごとの費用など)
出典:日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果(2020年10月30日発表)」
やはり、大学になると金額が跳ね上がります。
教育費で貯蓄しておかなければならない費用は、大学費用が大きな範囲になると考えます。
ちなみに、日本政策金融公庫の資料では、高校生の入学金と在学費用は、それぞれ、36.5万円と69.9万円/年となってます。
先の文科省の発表数値より少し厳しい金額になってますので、備えはこちらですべきでしょう。
いつまでに準備しておく必要があるか?
上述のとおり、大学入学のときに
「金額が大きくて急に言われても支払えない!」
という事象が発生しそうです。
お子様の年齢によりますが、HiroPaPa家の場合だと、あと約10年です。
いくら準備しておく必要があるか?
大学入学費用に、約100万円。
大学在学費用に、国公立なら年間120万円、私立(理系)なら200万円ということになります。
在学費用は、月にすると、国公立なら10万/月、私立(理系)なら17万/月です。
いやー、大学生になると、月学費用が倍位以上になるということです!
一気に生活レベルを変えるのはとてもつらいので、高校生時代(年間50万円)との差額分は、準備しておいた方がよさそうですね。
計算すると、国公立なら、70万円☓4年=280万円。
私立(理系)なら、150万☓4年=600万円ということになります。
まとめ
事前に準備が必要な教育費は、大学入学までに、大学入学費用と在学費用。
大学入学費用が、約100万円。
在学費用は、高校生時代との差分として、
国公立大学なら4年で280万円、
私立(理系)大学なら4年で600万円。