子育て PR

子供が花粉症デビュー!花粉症のメカニズムとなった場合の対処方法を紹介

花粉症

クシュン!クシュン!

娘が花粉症デビューしてしまったようです。

HiroPaPaは、花粉症の経験がありません。

見ているだけで不憫でなりません。

なんとか助けてあげられないものか・・・。

とは思うものの、そもそも、花粉症をよく知らないという残念な状況です・・・。

何もしてあげられないので、せめて、勉強だけでもしておこう。

情報元は、厚労省のホームページ環境省のホームページです。

花粉症ってそもそも何ですか?病気なのでしょうか?

花粉症は、花粉によって生じるアレルギー疾患の総称のことです。

主にアレルギー性鼻炎アレルギー性結膜炎が生じます。

アレルギー性鼻炎って、どんな病気?

クシュン!クシュン!

と、クシャミが出るあれです。

花粉が鼻に入ると、直後にくしゃみ、鼻汁が生じ、少し遅れてから鼻づまりのが生じます。

鼻づまりは、血管の拡張と血管からの水分の放出により鼻が腫れるために起こります。

このときの鼻の粘膜は、かぜに近い赤い色の粘膜の腫脹を起こしているため、初めて花粉症になったときには、検査をしなければ、かぜと間違う場合もあります。

アレルギー性結膜炎って、どんな病気?

目をがゆい~!

っていう、あれです。

目に花粉が入ると早くから目がかゆくなり、涙が流れ、目が充血してきます。

目のかゆみはヒスタミンなどが神経を刺激するために起こります。

複合パターンも生じ、発熱する場合もある

症状が強いときは、鼻で吸収されなかったスギの抗原成分が鼻から喉へ流れ、喉のかゆみ、咳を生じます。

また鼻づまりによる頭痛、鼻や喉の炎症反応による微熱、だるさなどの症状に悩まされます。

何科に行けばいいのか?

という疑問については、アレルギー診断は小児科になりますので、迷ったら小児科に行きましょう!

花粉症は、なぜ発症するのでしょうか?治るの?

花粉症発症のメカニズム

花粉症は体内に入った花粉に対して人間の身体が起こす抗原抗体反応です。

つまり、体内に侵入した花粉を異物と認識し、この異物(抗原)に対する抗体を作り、再度侵入した花粉を排除しようとする反応です。

一般的には免疫反応は身体にとって良い反応ですが、時には免疫反応が過剰になり、生活に支障が出てしまいます。

このように身体にとってマイナスに働いてしまう場合がアレルギーになります。

症状が起こる時期は人によってさまざまです。

花粉が飛び始めるとすぐ症状が出てくる人もいれば、花粉がたくさん飛ばないと症状が出てこない人もいます。

症状の強さも同様で、軽い人もいれば重い人もいます。

その年に飛散する花粉数によって花粉症の症状の強さが変わりますので、花粉の飛散数
が少ないときには、花粉症の症状が全く出ないこともあります。

記事の最後に、YES/NOチャートで花粉症診断をしておりますので、花粉症疑い度を調べてみてください。

花粉症の治療方法は?

花粉症の治療法を大きく分けると、症状を軽減する対症療法と根本的に治す根治療法の二つがあります

対処療法

対処療法には次のようなものがあります。

  • 点眼薬、点鼻薬などによる局所療法
  • 内服薬などによる全身療法
  • レーザーなどによる手術療法

症状による効果的な薬には次のようなものがあります。

花粉症の対処療法

根本治療

根本療法には次のようなものがあります。

  • 舌下免疫療法
  • 原因抗原(花粉など)の除去と回避
  • アレルゲン免疫療法(減感作療法)

アレルゲン免疫療法は減感作療法(皮下免疫療法)とも呼ばれ、花粉の抽
出液を、最初は濃度を下げて薄くしたものを注射して、その後少しずつ濃
度を上げて注射し、花粉抗原に対する防御する免疫を獲得させる方法です。

舌下免疫療法も基本的には、アレルゲン免疫法と同じです。

皮下免疫治療法が注射するのに対して、舌下免疫療法は、治療薬を舌の下に置き、おくすりごとに定められた時間保持したあと、飲み込みます。

両治療法の違いを掲載しておきます。

皮下免疫療法と舌下免疫療法の違い

ここで疑問がわきますよね?

花粉症の方って、薬飲んだり、目薬したりしてませんか?

これって、対処療法ですよね?

根本治療があるなら、なぜ、全員、やらないのか?

そこでもう少し調べてみると、根本治療にもまだ課題があるように書かれています。

皮下免疫療法は、どこの医療施設でもできるわけではなくて、大学病院や地方の基幹病院、アレルギー科、耳鼻咽喉科診療所など限られた施設でしか受けられない。

また、治療期間が2年以上かかったり、アナフィラキシーショックを起こす可能性が否定できないという問題もあるのです。

舌下免疫療法についても、毎日舌下するのは大変ですし、こちらも治療できる施設が限られています。

まだまだ、根本治療は一般的なものではないようで、今も新しい治療法(「ペプチド免疫療法」、「アジュバント免疫療法」、「LUMP(DNA)免疫療法」)が臨床研究(治験)されています。

10年以内には薬剤になるように努力を続けているようなので、早く実用化されて花粉症は直ぐに治る病気になってほしいですね。

花粉症の予防方法や周囲のケアについて

前述までで、花粉症は、現段階では直ぐに治せる病気ではないことがわかりました。

ならば、私達はどのようなことに気をつけて予防すればよいのでしょうか?

花粉症の予防

花粉症の予防は、下のような項目が考えられています。

【花粉症の予防】

  1. 花粉情報に注意する
  2. 飛散の多い時の外出を控える
  3. 飛散の多い時は窓を締めておく
  4. 外出時にマスク、メガネを使う
  5. 帰宅時は、衣服や髪をよく払ってから入室する
  6. 帰宅時は、洗顔うがいをして鼻をかむ
  7. 表面がケバケバした毛織物などのコートは避ける
  8. 羊毛は止めて、化学繊維の服にする
  9. 掃除を励行する

カシミヤやウールじゃない、ユニクロの服が有効だ!

花粉カレンダー

花粉カレンダー

花粉症診断(YES/NOチャート)

Q1
花粉症かな?と思う。