日経ポッドキャスト「マネーのとびら」から、株式投資の際に注意すべき指標をメモです。
この放送では、高配当株や株主優待株へ投資する場合の重要視すべき指標を放送してくれています。
HiroPaPaは優待株にはあまり興味がありませんが、財務諸表の何に注目すればよいかを学びましたので、併せて備忘録的に記事にしておくことにしました。
高配当株
高配当株とは、配当金が株価のわりに高い(配当利回りがよい)株式のこと。
この高配当株を選ぶ場合のチェックポイント4つです。
- 純利益が安定して出せているか?
- 配当金が安定して出せているか?(安定して推移しているか?)
- 配当利回りが10%を超えていないか?3%~4%が適切
- 配当性向が50%を超えていないか?
①は、当然、赤字だときついので、過去五年くらいが安定して利益をだせているかも見ましょう。
②についても、配当額や株価が上下していると安定しないことになりますので、要注意です。
③配当利回りは、株価に対する配当金の割合のことです。東証プライム上場企業の平均が2%前半とのことなので、3%~4%だと高配当といえます。あまり高いと安定的していない可能性があります。
④配当性向は、利益からどれだけ配当金に回しているかの指標なので、50%以内なら安心ですが、それ以上だと無理をして配当しており、今後、減配リスクを含んでいる可能性があります。
優待株
優待株とは、会社から株主にプレゼント(自社商品やサービス等)がある株式こと。
この優待株を選ぶ場合のチェックポイント4つです。
- 純利益が安定して出せているか?
- 優待廃止の計画がないか?
- 優待利回りが3.5%以上
- 配当利回りと優待利回りの合計が4.0%以上
③の優待利回りとは、株価に対する優待品の割合のことです。計算方法するには、優待品を金額に換算する必要があります。一般的には、ヤフオクなどの再販価格を用いて計算することが多いようです。
④優待株名人の桐谷広人さんの指標だそうです。