先日、HiroPaPa家の近くで小学生の交通事故がありました。
比較的視界も広く、広めの道路だったのですが、車との衝突事故で意識不明の重体という悲しい結果となりました。
それからというもの、周辺の交差点では、自治会の方や保護者達、警察官などが見張り役として見守る日々が続いています。
さすがに身近に起こった出来事で、同じ子どもを持つ親として、身を切るような思いになりました。
このような事が二度と起こらないように、子どもの行動へ指導するとともに、車を運転する身としても、かもしれない運転をするよう自身に言い聞かせてます。
今回は、警察庁のデータをもとに、小学生の交通事故の現状をデータ化してみました。
いったい、何年生が一番交通事故に遭遇しているのか?
時間帯はやはり、夕暮れが多いのか?
など、データで再認識するとともに、日頃の行動に活かしたいと考えてます。
目次
児童(小学生)に関する交通事故発生状況
児童(小学生)の状態別死者・重傷者数の推移
下のグラフを見てください。
昨年が過去最低で、着実に死亡事故は減ってきてます。
最も多いのが歩行中の事故ですね。
児童(小学生)歩行中の通行目的別死者・重傷者数
下の円グラフが歩行中の事故の内訳です。
登下校中が約3分の1に達してます。
これらのデータから見ると、登下校中に最も注意が必要で、自転車乗車中の事故にも注意です。
児童(小学生)の学齢別状態別死者・重傷者数
学年別に見てみましょう。
小学校3年生までは歩行中が多く、4年生からは自転車乗車中が多くなってます。
児童(小学生)の歩行中・自転車乗用中の時間帯別死者・重傷者数
時間帯は14時~17時が危険ゾーンです。
つまり、下校後、家に変えるまでの時間帯ですね。
交通安全白書より
最後に、交通安全白書より、傾向をピックアップしておきます。
● 状態別でみると,未就学児及び小学生共に歩行中の交通事故死が多い
● 通行目的別では,未就学児は「私用」が多く,小学校低学年では,「通学中」が多くなる
● 状態別交通事故死者数の構成率を欧米諸国と比較して,我が国は歩行中及び自転車乗用中の割合が高い
● 横断歩道横断中の歩行中交通事故死者数は,平成22年と比較して約3分の2に減少したものの,重傷者については減少幅が小さい
● 自転車乗用中の死者・重傷者のうち,対自動車事故が約8割を占める
● 自転車対歩行者事故(歩行者が死亡又は重傷)の衝突地点別でみると,歩道が約4割を占める
くれぐれも、交通事故には気をつけましょう。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
でわでわ。