モノ消費からコト消費へ。
今どきのビジネスで重要視すべきは、顧客体験価値!!
さて、日経新聞に「顧客体験価値」の日本企業ランキング2021年版が
掲載されていたので、ランキングを見ていきましょう。
いくつ、体験したものがあるでしょうか?
「顧客体験価値」の日本企業ランキング2021年版
調査はインターブランドジャパンのグループ会社C Space Tokyo(東京・渋谷)が実施。全国の18歳以上の男女1万人余を対象にインターネットで実施。調査期間は21年6月と10月の2回で、季節などによる消費者意識の変動要因を平準化した。回答者に「顧客の気持ちや求めることをよく理解している/していない」ブランドそれぞれ1つずつについて詳細に質問し、スコアを算出した。
順位 | 企業名(昨年の順位) |
1位 | 星のリゾート(16) |
2位 | ワークマン(-) |
3位 | サントリー(11) |
4位 | 帝国ホテル(23) |
5位 | 任天堂(10) |
6位 | スターバックスコーヒー(25) |
7位 | ANA(14) |
8位 | ニトリ(-) |
9位 | 味の素(17) |
10位 | 花王(22) |
ランキングされた企業の中で、HiroPaPaが商品やサービスを利用したことの無いものは、
帝国ホテルとワークマンです。
それ以外は、某らのサービスや商品を利用した経験があります。
星のリゾートやスターバックスがランクインするのは共感します。
それは、そこに行けばオリジナルの体験ができると感じるからです。
あとの企業は、いまひとつピンと来ません。
商品を購入した時に期待値以上の満足が得られるのでしょうかね?
ニトリで買ったものがお値段以上と感じたことは無いですが・・・。
日経の記事では、商品やサービスの非利用者からの投票が多く、
「ブランド体験 ≠ 利用体験」であって、人々は購買前の体験も評価している。
と書かれており、興味深いです。
星野リゾートは、経営者の姿勢や明確なブランドコンセプト。
ワークマンは、高品質なものづくり。
サントリーは、SDGs(持続可能な開発目標)に関連した取り組み。
に共感が集まったという。
いかに情報発信やイメージ戦略が大切かがわかる。
星野リゾートには、泊まったことがないが、きっと価値があるはずだと。
わからなくは無いが、少々違和感がある。
HiroPaPaは、体験したことがないなら価値判断ができないし、無論、他人にも勧められない。
さて、皆さんはどう感じたでしょうか?
「顧客体験価値」の日本企業ランキング2020~2019年版
この調査は日本では2019年から行われている。
過去の2年分も調べてみました。
順位 | 2019 | 2020 |
1位 | カゴメ | ディズニー |
2位 | クラブツーリズム | くら寿司 |
3位 | キューピー | オーケー |
4位 | ANA | ヨドバシカメラ |
5位 | ニトリ | コメダ珈琲店 |
6位 | 阪急交通社 | ユニクロ |
7位 | 味の素 | ディズニーランド |
8位 | コカ・コーラ | 楽天トラベル |
9位 | 高島屋 | JAL |
10位 | タニタ | 任天堂 |
年によってバラバラですね。
3年連続で10位以内に入った企業は、ありません。
その年のニュースや広告効果によって良くも悪くもイメージ操作がされているのかもしれません。
HiroPaPaは、最近、アウトドア商品を沢山開発しているワークマンに行ってみようと思います。
これだけ注目されているのだがら、職人の店のイメージを大きく覆す貴重な体験ができるといいなあ。
でわでわ。