自宅をハーブ園にする計画の第二弾として、ハーブの育て方と増やす方法をまとめます。
ハーブの種類と用途と効果については、こちらの記事を参照ください。
ハーブの育て方(地植え編)と注意すること
ハーブは基本的に丈夫な植物なので、あまり手がかかりません。
土や水やりなども神経質になる必要は無いでしょう。
あまりに粘土質の場合は、バーク堆肥や腐葉土を混ぜてやればよいです。
そんな手のかからないところが、なんといっても、HiroPaPa向けです。
ハーブ園を作るために、いくつかの種類を地植えしたのですが、いくつか注意点を挙げておきます。
多年草か一年草か?
多年草は年を越しますが、一年草は冬には枯れてしまいます。
植える場所も考慮する必要がありますので、この種類の違いは覚えておく必要があります。
といっても、一年草のハーブだけを覚えておけばよいです。
代表的な一年草のハーブは、次のとおりです。
◆一年草のハーブの主なもの
- スイートバジル(日本では一年草)
- ジャーマンカモミール
- ディル
- ペパーミント(まれに一年草がある)
- ボリジ
暑さ寒さや多湿など弱点のあるもの
暑さに弱いものがあります。
西日などの強い日差しや地面からの輻射熱を遮ってあげましょう。
◆暑さに弱いハーブの主なもの
- イングリッシュラベンダー
- オレガノ
寒さに弱いものは冬が越せません。
越冬するためには、鉢上げして室内に取り込んだり、土や藁でのマルチングが必要となります。
◆寒さに弱いハーブの主なもの
- レモングラス
- ローズゼラニウム(関西なら越冬可能)
- スイートバジル
ハーブは原産地が乾燥地域のものが多いため湿度に弱いものが多いです。
梅雨時期に、剪定することで風通しをよくしてあげる必要があります。
◆多湿に弱いハーブの主なもの
- ラベンダー
- タイム
- オレガノ
- ローズゼラニウム
- スイートバジル
ハーブの増やし方(挿し木)
ハーブは基本的に強いものが多いので、放って置いてもどんどん育ちます。
どんどん収穫しても大丈夫ですが、逆に収穫せずに放って置くと、ラベンダーやローズマリーのように古い部分が木質化していくものがあります。
大きさを抑制したい時は、適宜剪定が必要になりますし、切り戻しする必要もでてきます。
また、挿し木でかんたんに増やすことができますので、思い切って古い株を抜いて、新しいものに植え直すとよいでしょう。
挿し木はかんたんです。
覚えることは3つだけです。
◆ハーブの挿し木のやり方
- 真ん中くらいの部位を使い、植える部分は葉をカット
- 発根部分は斜めにカットして、一時間ほど水につける
- 土は栄養のないものを使う(赤玉土やバーミキュライト)
ローズゼラニウムは発根しやすい節部分を植えましょう。
根を出すためには、葉っぱが多いとダメなので、葉をカットするのも効果的です。
主なハーブの年間育成年表
主なハーブについて、植え付け、収穫、挿し木の時期などを年表にまとめてます。