藤井聡太七段が棋聖戦第4局を勝ち新棋聖となりました。
17歳11ヶ月での史上最年少タイトル獲得は30年ぶりなんだとか。
おめでとうございます。
この藤井くんもビル・ゲイツもジェフ・ベソスも学んだという『モンテッソーリ教育』とは?
気になりますね。
はい、ざっくり調べてみました。
誰がいつ初めたもの?
ウィキペディアによると、20世紀初頭にマリア・モンテッソーリによって考案された教育法とのこと。
100年以上前に考案されたものなんですね。
マリア・モンテッソーリという人は、1870年生まれのイタリア人で女性ドクターです。
詳しくはこちら↓を参照ください。
どんな特徴があるの?
適正な時期に、環境さえ揃えてあげれば、こどもは、自ら学ぶよ!
という考えを基本としています。
適正な時期というのは、モンテッソーリが「敏感期」と言ってるもので、こどもが『自ら必要な能力を得ようとする時期』です。
必要な能力とは、五感や言語、運動などといったものです。
いきなり積み木を壊したり、棒で何かを叩いたり、繰り返しものを投げたり・・・。
こういった行動も敏感期に見られるもので、集中している時はまさに能力習得の真っ最中のようです。
次に、環境というのは、集中できる場所と敏感期ごとに異なる道具(おもちゃ)です。
モンテッソーリは教具と言ってます。
そして、教具の使い方を教えるサポート役が大人の役目なんだとか。
あくまで、やってはダメ!ではなく、やらせて見守る!→集中して能力UP!
で、個々の能力を伸ばしてやる教育法なのです。
なぜ?注目されているの?
話題の人たちが学んだ教育だから?
だけでは無く、一言でいうと、今どきの教育法だからなのでしょう。
昨今、人生100年時代を生き抜く力の育成やグローバルで活躍できる個性を認め合う教育が叫ばれていて、モンテッソーリの教育方針と非常に親和性が高いとが言えるでしょう。
興味あることを満足するまで試行錯誤をしながら取り組むというのは、確かにモンテッソーリの言うように集中現象と同じで、どんどん能力が発揮できそうですものね。
今の時代に学ばせてみたいと、たくさんの親御さんが思う教育法だから注目されているのでしょう。
どこで学べるの?
モンテッソーリ学園など、専門の学校があるわけではありません。
また、認定制度のようなものも無いようです。
モンテッソーリの教育方針を取り入れているという幼稚園や保育園を探すのが近道ですね。
とはいえ、玩具だけを置いてあったりするだけというのも存在するようなので、しっかりと聞いてみたり、見極める必要がありそうです。
日本では乳幼児向け教育のイメージが強く、小学校以上になると学べる学校はほとんど無いようです。
日頃の教育で取り入れられる?
考え方はよくわかりました。
良さげだというのもわかりました。
とは言っても、物投げまくられて、放っておけませんし、親としてあ~だこ~だとついつい手や口がでますよね。
そこで、この教育法を少しでも取り入れられないかと、心構えを整理してみました。
至って普通のことかも・・・。
- こどもが集中できる場所(部屋など)を用意しよう
- こどもが集中しているときは放っておく
- こどもが呼んだら(ヘルプ)サポートする
- できるまで待つ
- できたら褒める