先日、小学校3年生の娘の視力が低下していることがわかりました。
PaPa&MaMaは視力が良かったので、娘も視力がよいものと安心していたため、まさかの事態です。
さらに、花粉症にもなってしまっているようです。
視力やアレルギーは遺伝要素あまり関係ないんでしょうかねえ・・・。
代われるものなら、代わってやりたい・・・。
ただ、そうもいかないので、小学生の視力低下への対策について調べてみました。
症状の進行は止められるのか?回復する方法は無いのか?
それでは、まいりましょう。
目次
子どもの視力と視力低下の原因は?
まず、視力低下といっても、近視なのか?遠視なのか?
これがわからないと対策が変わってくるかと思うので、眼科で調べてもらいましょう。
娘は、まだ検査をしてもらっていないので、一番可能性の高いであろう、近視という前提で話を進めます。
ちなみに、学校で行われる視力検査の結果は、3年生になって「B」になってしまいました。
学校検眼の評価
「B」ってことは、1.0を下回っているってことですね。
4段階評価 | 見える指標 | 受診の有無 |
---|---|---|
A | 1.0~1.5 | よく見えている |
B | 0.7~0.9 | 教室のどこから見ても黒板の文字が見える最低の視力 |
C | 0.3~0.6 | 黒板の文字が見えにくい メガネが必要な視力(眼科受診必要) |
D | 0.2以下 | 教室の最前列でも黒板が見えにくいため何かしら処置が必要(眼科受診必要) |
学校保健統計調査に見る小学生の視力低下の現状
一般的な小学生の視力について調べてみると、やはり、近年、小学生の視力低下は、全国的な傾向であることが文科省の調査結果でわかっています。
以下、文部科学省は2021年7月28日、2020年度(令和2年度)学校保健統計調査(確定値)の結果です。
2012年~2020年の9年間の視力1.0以上の小学生の割合が下のグラフです。
男女ともに下がってきており、女子の方が視力が悪い率が高いことがわかります。
女子においては、視力1.0未満が4割を超えてしまってます。
さらに、小学校を卒業する頃には、半分以上の子どもは視力1.0を下回っているという結果が、以下のグラフでわかります。
視力低下への対策はどのようなものがあるのか?
では、子どもの視力が低下した場合に、、どのような対策があるのでしょうか?
回復させることはできるのでしょうか?
まず、ネット上で調べてみると、次のキーワードが浮かび上がります。
『オルソケラトロジー』と『点眼薬治療』です。
これらを調べてみると
オルソケラトロジー
オルソケラトロジーは特殊な形状のコンタクトレンズ(ハードレンズ)を夜間のみ装用し、角膜を変形させることで近視を矯正します。
つまり、日中は裸眼で良好な視力が期待できます。
また、年齢が若いほど効果が出やすく、しかも長時間維持されるといった特徴があるため、近年では児童の近視進行抑制に効果があると注目されています。
下の図のように、コンタクトレンズをはめて角膜の形状を変え、屈折異常を正常化させることにより近視を回復します。
アメリカからはじまり、全世界に普及している画期的な近視屈折矯正療法です。
オルソケラトロジー治療と費用
ほとんどの場合、イニシャル費用とランニング費用が必要です。
いずれも保険対象外で、病院によりかなりばらつきがあります。
いくつかの眼科の事例です。
■事例1
トライアル費 両眼9,800円(税込) 初期費用(3ヶ月分) 両眼42,000円(税込) 4ヶ月以降 両眼6,800円/月(税込)
■事例2
項目 内容 費用 適応検査 オルソケラトロジーの適応となるかどうかの検査を行います。 11,000円(税込) トライアルレンズ貸出 トライアルレンズを1週間貸し出す際の預かり金です。 1枚 33,000円(税込) 治療 ・初期費用
契約月から3ヶ月後の月末まで【初期期間】に必要な費用です。片眼 33,000円(税込)
両眼 66,000円(税込)
※初期費用は解約時に返金されません。・基本料金
【初期期間】の翌月から以後、毎月かかる料金です。片眼 4,950円(税込)
両眼 9,900円(税込)
■事例3
(税込み) レンズ代金(1年間の定期検診含む) 片眼 ¥81,000 両眼 ¥162,000 2年目以降の検診、管理 ¥38,800(1年につき) ■事例4
初年度︓両眼165,000円/ ⽚眼90,000円
2年⽬以降︓年間10,000円/ ⽚眼5,000円 ※治療費
費用構成は、病院によってバラバラですが2パターンありそうです。
- 最初に、5~10万円かかり、その後、月々7千円~1万円かかる
- 最初に、17万円かかり、その後、年間1~4万円かかる
長期治療なら後者(事例3,4の病院)の方が安くなりますね。
費用ともう一つ気になることとして、治療期間があります。
このオルソケラトロジーは、治癒させるものでは無いので、一生続けなくてはならないのか?
この答えとしては、YESです。
治療法ではない以上、視力回復は期待できませんが、近視の進行抑制効果があると言われています。
近視の進行は大人と子どもでは進行度合いが異なることから、子どもの場合の治療期間については、以下のように考えるとよいでしょう。
子どもの場合、オルソケラトロジーの長期継続によって近視の抑制効果が期待できるため、近視の進行がゆるやかにおさまる思春期以降(15~18歳)までは治療を継続するのがよい。
大人の場合、レンズケアを長期的に続けるのは手間に感じるという方は、本治療は向いていいないということになりますね。
点眼薬による治療
近くを長く見続けると、水晶体の厚さを調節している毛様体筋が異常に緊張して、一時的に近視の状態になってしまいます。これを調節緊張といい、俗に「仮性近視」と呼ばれていて、この場合は点眼薬を使用することで視力回復が期待できます。
アトロピン点眼
アトロピンは、その毛様体弛緩作用による調節の遮断、眼軸長延長の抑制などの作用により、近視の進行を抑制することが以前から知られていましたが、それまで一般的に用いられていた1%アトロピン点眼薬では、散瞳作用と調節麻痺作用が強く現れるため、広く使用されることはありませんでした。
しかしながら低濃度の0.01%アトロピン点眼剤では散瞳、調節力低下の副作用をほとんどきたさずに近視進行抑制効果があることがわかり、SingaporeNational Eye Centre(SNEC:シンガポール国立眼科センター)の研究に基づいてマイオピン点眼薬が開発されました。
2020年1月現在、保険適応外ですが日本国内でもこの点眼の処方をおこなう施設が増えてきています。
アトロピン点眼も近視の進行を抑える効果があるが、視力を回復させるものではありません。
また、6歳以上への処方と、少なくとも2年以上治療の継続が推奨されているようです。
トロピカミド点眼
トロピカミド点眼薬は、1日1回就寝前に点眼することで、ピント調節を司る筋肉(毛様体筋)を休ませることで、目の緊張を緩和させます。
また、メチル硫酸ネオスチグミン配合点眼液は、1日3~4回点眼することで、毛様体筋の働きを高めてピント調節機能の改善を促します。
通電治療(MET)
M E T (通電治療) はすでに他院にて実績のある治療法で、子供さんの裸眼視力を改善する効果があります。
子供さんの目は主に毛様体筋の緊張状態(調節緊張)のために視力が低下すると言われています。
この緊張状態を緩和するために、眼周囲に弱い電流を流すことによって、 (電極を眼周囲の骨の部分に当てるので安全です)視力回復を促すものです。
子どもさんによって個人差がありますが、1回目から数回の治療を経て、視力は1ポイントから数ポイントずつ上がっていきます。 初めは週に2回くらいの治療が必要ですが、経過により徐々に伸ばしていきます。
治療前には毛様体筋機能と眼軸長の検査を行い(1,210円(税込))、MET 治療以外の方針も立てます。
初回はお試し価格 約2分間550円(税込)にて始められます。 多少ピリピリしますが、がんばって続けましょう!
2回目以降 約5分間 1,100円(税込)
以上、ざっくり、子どもの視力が低下したことで、できる治療法を調べてみました。
これらの知識を持って、眼科に相談に行ってきます。
今後の治療については、別途記事にしていく予定です。
でわでわ。