毎月のカード使用量の明細を見ては、ため息をついていませんか?
食費が増えたとか、臨時出費が痛いとか。。。
本記事では、いったい、みなさんはどのくらい何にお金を使っているのか?
気になる方もいるでしょう。
毎年、総務省が行っている家計調査のデータを調べてみました。
平均的な1ヶ月の生活費の内訳
私の住んでいる都市の平均をグラフ化してみました。
2020年の消費支出です。
一ヶ月あたり、19万5776円を生活費として消費しています。
食費が一番で、6万円弱です。
さあ、どうですか?
HiroPaPa家では、もっと使っているように思います。
無駄遣いが多いんでしょうね・・・。
次に、1ヶ月の生活費の内訳を都市別にみてみましょう。
生活費の都市別比較、最大は奈良市、最小は那覇市
一番、生活費がかかっている都市は、東京ではありません。
1ヶ月の生活費が一番高い都市は、奈良市です。
一ヶ月あたり、26万6620円を使っていることになります。
「食費」が7万円弱で、ついで「交通・通信費」が約3.5万円です。
1ヶ月の生活費が一番低い都市は、那覇市です。
一ヶ月あたり、17万6895円で生活できます。
「食費」が5万円強で、ついで「住居費」が約2.6万円です。
ちなみに、東京も参考に掲載しておくと
1ヶ月の生活費は、26万2047円です。
やはり、高額ですね。
「食費」が7万円強で、ついで「住居費」が約3.3万円です。
都内で3.3万円で住めない気がしますけれど。。。
都市規模別の20年間の生活費推移
大都市、中都市、小都市の規模別に生活費が20年間でどのように推移しているかをグラフ化してみました。
意外にも、大都市の方が1ヶ月の生活費が低い傾向※にあります。
「食費」や「住居費」は大都市が高額なのですが、
「交通・通信費」や「光熱・水道費」は大都市の方が安価な傾向にあります。
車の所持割合が地方に多く、費用負担も大きいようですね。
※世帯人数が大都市の方が少ない(2020年では大都市は2.07で中小都市は約2.3)ことも影響しているでしょう。
それにしても、1ヶ月の消費支出が20年前と同じだなんて・・・。
ほんと、失われた20年と言われるのも仕方が無いですね。
東京を例にとって、2002年と2020年を比較してみると、
支出が増えているものは、
「食料」「住居」「光熱・水道」「家具・家事用品」「保健医療」「教育」
支出が減っているものは、
「被服及び履物」「交通・通信」「教養娯楽」「その他」
となってます。
トータルも減っています。
日本は、豊かな国なのでしょうか?
考えさせられますね。