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第二種電気工事士の資格取得にかかった費用と効率的な勉強方法

電気工事士

今年の目標に第二種電気工事士の免許取得がありました。

この度、目標達成することができましたので、資格取得に要した費用と勉強方法を簡単に記事にすることにしました。

これから、第二種電気工事士の資格取得を目指している方の参考になれば幸いです。

筆記試験

筆記試験にかかった費用

  1. 受験料(インターネットによる申込み)  9,300 円
  2. 筆記試験すい~っと合格(2022年度版) 2,090円

筆記試験の勉強方法

筆記試験すい~っと合格(2022年度版)この一冊で十分です。

問題を解きながら、わからない箇所に絞って学習する。

試験科目は、以下の7科目から出題されますが、理科が苦手だった方は、「1.電気に関する基礎理論」は、やらなくても合格できます。

各科目の点数配分やどの科目を優先に勉強すればよいかについても、上記の本に書いてあります。

写真で判定する器具類については、確実に解答できるように暗記しましょう

科 目 範 囲
1. 電気に関する基礎理論
①電流、電圧、電力及び電気抵抗
②導体及び絶縁体
③交流電気の基礎概念
④電気回路の計算
2. 配電理論及び配線設計
①配電方式
②引込線
③配線
3. 電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
①電気機器及び配線器具の構造及び性能
②電気工事用の材料の材質及び用途
③電気工事用の工具の用途
4. 電気工事の施工方法
①配線工事の方法
②電気機器及び配線器具の設置工事の方法
③コード及びキャブタイヤケーブルの取付方法
④接地工事の方法
5. 一般用電気工作物の検査方法
①点検の方法
②導通試験の方法
③絶緑抵抗測定の方法
④接地抵抗測定の方法
⑤試験用器具の性能及び使用方法
6. 配線図
配線図の表示事項及び表示方法
7. 一般用電気工作物の保安に関する法令
①電気工事士法、同法施行令、同法施行規則
②電気設備に関する技術基準を定める省令(注1、2参照)
③電気用品安全法、同法施行令、同法施行規則及び電気用品の技術上の基準を定める省令

 

技能試験

技能試験にかかった費用

HiroPaPaが技能試験のために購入したものを参考に記載しておきます。

価格は当時(2022.5)の価格なので、今は値上がりしているものもあります。

  1. 技能試験セット(1回練習分) 15,500円  https://amzn.to/3QJeGkN
  2. 電工ナイフ(HOZAN) 1,701円 https://amzn.to/3w4nPwA
  3. VVFストリッパー(HOZAN) 2,871円 https://amzn.to/3AnnIif
  4. 圧着工具 3,843円 https://amzn.to/3pmza7e
  5. ウォーターポンププライヤー(KENOH) 531円 https://amzn.to/3pgMn1A

技能試験セットは、候補問題13通りを施工する必要はありませんが、器具については、全て一通り施工しておく必要があります。

HiroPaPaの場合、①の技能試験セットを購入しましたが、ケーブルはかなり余っておりますし、DVDは見てもいません。

このことから、2回練習分は不要ですし、DVDが無いものでもよいでしょう。

工具については、HOZANのセットでもよいのですが、ドライバーはお手持ちのものでも十分なので、最低限、上記のものがあれば、技能試験は合格できます。

    技能試験の勉強方法

    技能試験の勉強方法は、HOZAN社の電工の虎というYOUTUBE動画で、以下の内容を練習するだけです。

    電気工事士技能試験勉強法

    単線図から複線図を書く練習をする

    まずは、電工試験の虎を見ながら、候補問題No.1~No.13まで複線図が書けるようになりましょう。

    単線図と施工条件を見て、複線図が書けないと施工ができませんので、ここは地味ですが繰り返し練習です。

    候補問題のどれが出題されるかわかりません。
    過去の出題を振り返ってみても、比較的満遍なく出題されているので、複線図は、候補問題の13通り全て書けるようになりましょう。

    目標は、3分で書けるくらいを目指して下さい。
    5分かかると、試験ではきついです。

    最初は、ホーザン株式会社の電工試験の虎のYouTubeを見ながらやりましょう。
    最終的に、YouTubeを見なくても3分くらいで書けるようになればOKです。
    複線図を見て施工できればよいので、ケーブルの種類や長さ、圧着方法などは無くてもかまいません。
    ケーブルの色、圧着マークの種類はミス防止の意味合いが強いので書きましょう。

    単線図から複線図を書く練習は、3分程度で書けるようになりましょう。

    候補問題を実際に施工する

    候補問題については、13通りの施工を事前に全てやっておく必要はありません

    No.1~No.3まで施工してみてください。

    すると以下の施工を習得することができます。

    • ケーブルストリップ
    • ケーブル線長計測
    • リングスリーブ圧着
    • ランプレセプタクルの施工
    • 連用取付枠施工
    • スイッチ施工
    • ホタルスイッチ施工
    • パイロットランプ施工
    • コンセント施工
    • 引っ掛けシーリングローゼット施工
    • 端子台施工

    あとは、No.13までの問題で、はじめて登場する器具の施工をマスターすればよいだけです。

    不安な器具は、念のため2回施工しておきましょう。