ピアノ買換の道、第四弾です。
前回は、ヤマハグランドピアノサロン大阪を訪問し、ヤマハのグランドピアノについて、演奏し音を確認したり、機種の違いを教わりました。
今回は、グランフロント大阪にある島村楽器に行ってきましたので、その内容を記事にしております。
島村楽器は、米国のスタインウェイ(Steinway)と正規特約店契約を締結しています。
訪問の目的は、Bostonや中古市ピアノという選択肢のあり・なしの判断です。
島村楽器グランフロント大阪店にある機種
グランドピアノは10台位展示されていて、アップライトも合わせると30台近く演奏することが可能です。
海外のピアノも多いので、高額なピアノに触れることができます。
Steinwayに始まり、PETROF、SAUTER、STEINBERG・・・。
国産では、YAMAHAの3シリーズの中古3台とBostonのGP-156PEⅡとGP-163PEⅡ2台を弾き比べることができます。
もちろん、Steinwayを筆頭に海外製品も演奏することができます。
ただ、海外製品のピアノの価格は恐るべしですね。
とても手がでるものではありませんでした。
ただ、演奏するのは無料なので、いくつか娘が弾かせてもらいました。
島村楽器のいいところは、これら海外製品を試すことができることです。
ヤマハやカワイを試せるところは多いですが、可能であればいろんなメーカーのピアノを試してみるとよいでしょう。
それぞれ、個性がありますので。
素人のHiroPaPaが聞いても違いはわかります。
Bostonという選択肢はあるか?
先にも書きましたが、Bostonの下位機種2台を演奏することができました。
Bostonは、設計がSteinwayで製造がカワイという製品です。
河合楽器製作所 竜洋工場で作られているとのことなので国内生産ですね。
娘が弾く音色をききながら、HiroPaPaの素人耳で、ヤマハとの違いは次の二つです。
- 中低音がよく響き迫力がある
- 響き方は蓄音機のようで、少しこもり感がある
専門家の耳で聞くと、ぜんぜん違うのかもしれません・・・。
ただ、小型なのにこんなに響くのか!
と、正直驚きました。
お店の方曰く、響板が大きくワンサイズ大きいクラスに引けをとらないらしい。
ピアノのタッチについてはわかりませんが、娘は引きやすいと言ってました。
いやー、面白いですね。
フェルトが黒くてかっこいいし、なんといっても、Steinway&sonsの文字が内部に刻まれている。
この強大なブランド力には、かなり所有欲を掻き立てられます。
して、お値段ですが、一番小型のGP-156PEⅡで、2,168,100円
これは、定価の2,409,000円の10%割引価格です。
うーん、ヤマハのC2Xとの差額が78,100円です。
Bostonという選択肢があるのか?
それは、ヤマハの値引き額の大きさとPaPaの意向次第です。
中古ピアノという選択肢はあるか?
今回は、ヤマハC3シリーズの中古品を演奏することができました。
演奏した感想としては、流石に手入れしているだけあって、音や響きは新品から劣っているという感じはしませんでした。
島村楽器の店員さんと話をすると、
製品寿命は約50年で見るといいのではないかとのこと。
つまり、子どもが成人してからも長く引き続けたいというのなら、
新品購入もしくは、買換含みの中古という選択肢になると。
また、中古と言っても質の良いものは新品との価格差が小さく、
ならば、新品を購入するという人が多いらしい。
ということで、
中古品という選択肢があるのか?
については、今の所、ありません。
レンタルルームの活用について
島村楽器グランフロント大阪店には、スタインウェイルームやボストンルームといったレンタルルームがあります。
ピアノの機種によって、音や響きやタッチが違うため、
こうした、練習室やレンタルルームを使って、コンクールで演奏するピアノの練習をするんですね。
今は、コロナ禍で予選が映像審査というコンクールも多いため、レンタルルームで動画撮影をすることも多いとのことです。
参考に、グランフロント大阪店の費用を掲載しておきます。
□年会費 1,100円(税込み)
一般(税込み) | 会員(税込み) | |
1H | ¥3,850 | ¥2,750 |
◇スタインウェイルーム
常設ピアノ | スタインウェイ D274 フルコン |
広さ | 約40㎡ |
設備 | メトロノーム、譜面台 |
ホワイトボード、補助ペタル | |
PA(ヤマハStagePass400) |
◇ボストンルーム
常設ピアノ | ボストン GP178EPⅡ 2台 |
設備 | メトロノーム、補助ペタル |
SteinwayやBostonが買えなくても、コンクールで弾くピアノがSteinwayなら、本番前にこういったレンタルルームを利用するという手もありますね。
今回、島村楽器を訪問し、ピアノは数多くメーカーが存在するので、いろんなピアノを演奏する機会を増やした方がいい。
そういったアドバイスももらえました。
違いがわかるようになることで、演奏の幅も広がるとのこと。
いやー、ピアノも奥が深いですね。
さて、次くらいが最終判断になりそうです。
でわでわ。