保険の見直しシリーズ第二弾、収入保障保険＋就労不能保険を比較検討してみました。
保険の見直しの範囲については、下記の記事で整理しております。
目次
保険の範囲
保険を見直す範囲について、おさらいです。
HiroPaPaが、
- 死亡時に家族が暮らしていける生活費 【収入保証保険】
- 働けなくなった時に家族が暮らせる生活費 【就労不能保険】
- 入院したときの雑費と先進医療費 【医療保険】
をカバー範囲とします。
今回は、
- 【収入保証保険】
- 【就労不能保険】
について、それぞれ単体商品で契約する場合と一体となった商品で契約する場合とで、比較検討してみました。
単体商品を組み合わせた商品
収入保障保険（単体商品）
収入保障保険単体の比較は、こちら。
結論は、FWD収入保障保険でした。
| 商品名 | FWD収入保障 |
| 会社名 | FWD富士生命 |
| 30歳 | ￥2,328 |
| 40歳 | ￥2,508 |
| 50歳 | ￥2,726 |
| 備考 | 最低支払保障期間：5年の金額を記載 |
就労不能保険（単体）
就労不能保険単体の比較は、こちら。
結論は、＆LIFEくらしの応援ほけんでした。
| 商品名 | ＆LIFEくらしの応援ほけん |
| 会社名 | 三井住友海上あいおい生命 |
| 最長支払対象外期間 | – |
| ハーフタイプ | – |
| 給付条件（障害認定等） | 障害等級2級以上,要介護2以上 |
| 給付条件（入院等） | 65歳未満で介護状態が180日以上と医師に診断された状態 |
| 30歳 | ￥3,320 |
| 40歳 | ￥3,590 |
| 50歳 | ￥4,800 |
| 備考 | 最低支払保証期間:1年 |
ただし、＆LIFEくらしの応援ほけんを選定しましたが、この保険が理想ではないことは、以前にも述べました。
ここで、再度、HiroPaPaが就労不能保険に求める条件を振り返っておきます。
HiroPaPaの就労不能保険に求める条件
1年6ヶ月までは、傷病手当があるので、それ以上の闘病生活で働けなくなる状態が続くというのがリスクです。
- 1年6ヶ月は傷病手当金が給付されるため、その期間の保険金額を下げるハーフタイプでよい。
- HiroPaPaは、ストレス耐性強いので精神障害で気になるのは、アルツハイマーくらいなので、思い切って対象から外してもよい。
- 障害状態になった場合の給付は必須とする。
- 60日以上の入院（もしくは在宅療養）が必要との医師の判断での給付については、あればよし程度。
- 仕事復帰後の給付継続は不要。
こんなところかな。
つまり、寝たきり状況になった場合に必要な保険ってことですね。
それ以外なら、家族のためになんとか働こう。
商品比較
ネットや雑誌で評価の高い、２つの商品に絞って比較検討することにします。
上記の単体商品の合算したバージョンも比較の対象とします。
調べ方によって金額が異なりましたので、次の３種類の調査結果を掲載しておきます。
①公式Webでシミュレーション
②雑誌の記事
①公式Webでシミュレーション
条件は、下記とします。
＜＜商品比較の条件＞＞
- 健康体割引を適応
- 支払対象外期間は、最長を選択
- 選択できるものはハーフタイプを選択
- 年金月額：10万円
- 保険料払込期間：65歳
| 商品名 | FWD収入保障保険＋＆LIFEくらしの応援ほけん | FWD収入保険 ・生特則活支援 |
＆LIFE新総合収入保障ワイドⅣ型 | じぶんと家族のお守り 就労不能保障特約 |
| 会社名 | FWD富士生命＋三井住友海上あいおい生命 | FWD富士生命 | 三井住友海上あいおい生命 | SOMPOひまわり生命 |
| 最長支払対象外期間 | なし | なし | なし | |
| ハーフタイプ | – | – | – | |
| 給付条件（障害認定等） | 障害等級2級以上,要介護2以上 | 障害等級1~4級 ,要介護1 |
障害等級2級以上,要介護2以上 | 障害等級1級~2級 |
| 給付条件（入院等） | 65歳未満で介護状態が180日以上と医師に診断された状態 | – | 65歳未満で介護状態が180日以上と医師に診断された状態 | 7大疾病により所定の事由に該当した場合 所定の就労不能認定 |
| 30歳 | ￥5,648 | ￥3,858 | ￥5,810 | ￥3,880 |
| 40歳 | ￥6,098 | ￥4,503 | ￥6,890 | ￥4,580 |
| 50歳 | ￥7,526 | ￥5,505 | ￥8,050 | ￥5,110 |
| 備考 | 最低支払保障期間：5年の金額を記載 | 最低支払保障期間：5年の金額を記載 | 最低支払保障期間：2年の金額を記載 |
②雑誌の記事
日経トレンディ９月号からの抜粋になります。
条件は、下記となってます。
＜＜商品比較の条件＞＞
- 健康体割引を適応
- 支払対象外期間は、最短を選択
- ハーフタイプは適応しない
- 年金月額：15万円
- 保険料払込期間：60歳
| 商品名 | FWD収入保険 ・生特則活支援 |
＆LIFE新総合収入保障ワイドⅣ型 | じぶんと家族のお守り 就労不能保障特約 |
ネオでしゅうほ ・障害収入保障特則 |
| 会社名 | FWD富士生命 | 三井住友海上あいおい生命 | SOMPOひまわり生命 | ネオファースト生命 |
| 最長支払対象外期間 | なし | なし | 90日（乳がんのみ） | なし |
| 給付条件（障害認定等） | 障害等級1~4級 ,要介護1 |
障害等級1級～2級 ,要介護2以上 |
障害等級1級～2級 | 障害等級1級～3級 |
| 給付条件（入院等） | – | 所定の特定障害状態、就労不能障害状態の認定、180日以上の生活介護状態と判断 | 所定の就業不能状態の認定 特約付与で7疾病により所定の事由に該当した場合 2・5年分の生活サポート年金を付与 |
特定疾病収入保障特則付与でがん（上皮肉がんは除く）の診断 急性心筋梗塞や脳卒中による20日以上の入院や手術で給付 |
| 20歳 | ￥3,961 | ￥5,245 | – | ￥4,181 |
| 30歳 | ￥4,341 | ￥5,431 | ￥4,485 | ￥4,326 |
| 40歳 | ￥4,820 | ￥5,436 | ￥5,055 | ￥4,825 |
| 備考 | ・仕事復帰後の給付あり | ・精神疾患は、障害等級1級、特則付与で障害等級1級～2級で一時金給付 ・仕事復帰後の給付あり |
・特約付与で所定のメンタル疾患で60日間の継続入院によって2・5年分の生活サポート年金を付与 ・仕事復帰後の給付あり |
・仕事復帰後の給付あり |
結論
HiroPaPaの結論は、FWD収入保険・生特則活支援です。
理由は、給付条件の豊富さです。
以前、収入保障保険と就労不能保障保険をそれぞれ単品で契約した場合と比較しても、特約付与の場合の方が費用が押さえられるという結果になりました。
１年後にHiroPaPaは保険の契約が満期となるため、本結果を参考に見直すこととします。
