ゲリラ豪雨って昔からありましたっけ?
家に帰ると洗濯物がびちゃびちゃ・・・。
なんて経験、皆さんありますよね。
HiroPaPaの子ども時代を思い出しても、ゲリラ豪雨という現象の記憶がありません。
「スコール」とか「夕立」というワードは昔から記憶にあります。
本記事では、ゲリラ豪雨はスコールや夕立とは違うのか?
昔からあった現象なのか?
について調査してみました。
目次
ゲリラ豪雨って、どんな現象のことを指すのか?
ゲリラですから、予測不可能な集中豪雨のことですね。
気象庁で定義された言葉では無いようです。
最初に使われたのは、以外にも50年以上前だそうです。
夕立とゲリラ豪雨の違いは?
時期が違います。
夏の夕方にひとしきり降って、すぐに止んでしまう雨のことです。
季節や時刻が指定されているのが「夕立」なんですね。
では、冬だと?
「にわか雨」や「通り雨」となるわけですね。
スコールって何?集中豪雨の外国バージョン?
昔、グアムに行った時に、ガイドブックで初めて目にした記憶があります。
スコールには定義があるようです。
世界気象機関が「毎秒8m以上の風速増加を伴い、最大風速が11m/秒以上で、1分以上継続する現象」と定義しています。
えっ、雨ちゃうやん!風やん!
南国のにわか雨と理解してましたが、間違ってました・・・。
雨季になるとスコールに遭遇するけど、あまり雨が長く続くことはない。
ってようなことが「地球の歩き方」書いてあったような記憶があるんだけどなあ。
ゲリラ豪雨っていつから増えてるの?
言葉の定義を整理しましたが、ゲリラ豪雨が増えているというのは皆さん実感していることでしょう。
では、実際、いつから増えているんでしょうか?
気象庁のデータをみてみましょう。
棒グラフ(緑)が各年の年間発生回数で、太線(青)は5年移動平均値、直線(赤)は長期変化傾向(この期間の平均的な変化傾向)を示します。
いやー、順調に右肩上がりですね。
いつからなのかはこのグラフではわかりませんが、少なくとも40年以上前から順調に増えていることがわかります。
詳細はこちらを参照ください。
ちなみに、50mm以上/1Hの降水量とは、滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)雨で、傘は全く役に立たないレベルです。
このようなゲリラ豪雨が増えている原因はいったい何なのでしょうか?
気象庁は以下のように述べてます。
これらの変化は地球温暖化に伴う変化と整合していると考えられますが、アメダスの観測期間は45年程度と比較的短いことから、地球温暖化との関連性をより確実に評価するためには今後のさらなるデータの蓄積が必要です。
地球温暖化と考えられる。
なるほど、脱炭素社会を目指すことに繋がるわけですね。
世界の気温ってほんとうに上昇しているのか?
地球温暖化のエビデンスも掲載しておきましょう。
元ネタはこちら。
いやー、1975年(昭和50年)くらいからの気温上昇がエグいです。
日本は高度経済成長期を終えた安定成長時代に入ってますが、世界でみるとまだまだ工業化促進時代といえるのでしょうね。
地球環境変化にみるこれからの生き方
ゲリラ豪雨も自然が教えてくれる地球環境の変化といえるでしょう。
今は小学生でも知っているSDGs。
持続可能な社会実現に向けて、この夏休み、何ができるかを親子で考えてみるものいいでしょう。
HiroPaPa家でも、SDGsをテーマにした自由研究に取り組むことにします。
でわでわ。