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子どもの歯列矯正の方法・費用を徹底比較<急速拡大装置を選んだ理由>

歯列矯正

乳歯が抜けて、大人の歯が生えてきたものの、歪んで生えてきてしまった。

なんだか、歯並びがガタガタになっている。

そんなお子様の歯の状態が心配になっているPaPa&MaMaも多いのではないでしょうか?

HiroPaPa家でも先日、学校の歯科検診で歯列NGの結果をもらってきてしまい、

早速、歯医者さんに相談することにしました。

3つの歯医者を巡って、教えてもらった内容を記載しております。

本記事を読むと、

子どもの歯列矯正の方法はどんなものがあるのか?

歯列矯正はどのくらいの期間がかかるのか?

歯列矯正はどのくらい費用がかかるのか?

の回答に加え、器具の種類などもわかるようになります。

ちなみに、娘は小学校3年生です。

前歯上下4本が大人の歯に生え変わっております。

子どもの歯の生えかわりの時期や順番については、過去記事を参照ください。

歯
こどもの歯の生えかわり時期と順番って、ご存知ですか?大人の歯抜けの顔ってとても間抜けに見えますが、こどもは愛らしいですよね。 HiroPaPa家でも、愛らしい人がいます。 仕上...

歯列矯正の相談 (1件目)

歯科医院の特徴

  1. 立地はショッピングセンター内、小児歯科
  2. 先生は40代で気さくちょっと頼りない感じ
  3. 先生は私立歯学部出身
  4. 歯科衛生士さんも気さく、明るい感じ
  5. 院内は子どもがよろこぶ仕掛けが多い

一言でいうと、子どもが抵抗なく行けるが、先生の腕や経験にちょっと不安を感じる歯医者さん。

歯の治療をしながらでも、DVDでアニメが見れますので、こどもは喜びます。

歯列矯正の治療方法

  1. 治療装置:床矯正(しょうきょうせい)、取り外しが可能
  2. 治療方法:大人の犬歯が映える10歳くらいまで、時間をかけて歯列の幅を広げていく治療
  3. 先生の説明:レントゲン等の精密検査結果から、上顎の成長が少し遅く小さいため、4mほど広げる必要がある。床矯正は、取り外しができるので、虫歯になりにくい。家庭で簡単にねじ巻きができる。
  4. 治療期間:Ⅰ期治療に約2年。Ⅱ期治療は、13~4歳くらいから開始。Ⅰ期治療で済む割合は3割程度。

精密検査(5,500円)で歯並び分析報告をしてくれ、治療方針を提示してくれました。

分析報告がこちら👇

レントゲン写真がこちら👇

犬歯が斜めになっており、生えてくるスペースが狭くなってます。

上顎の成長が遅くて、小さいとのこと。

永久歯が生えるスペースを4mmほど、開けてやる必要があるとのことでした。

歯列矯正の治療費用(すべて税込)

  1. 相談は、先の精密検査費用の5,500円
  2. 診断料:33,000円
  3. Ⅰ期治療:396,000円
  4. Ⅱ期治療:363,000円
  5. 来院毎の器具調節料は上記費用に含まれる

2年間の通院となるⅠ期治療で、396,000円です。

Ⅰ期、Ⅱ期の両方で、759,000円です。

詳細の料金表は👇。

料金は、3件の中で一番安価といえるでしょう。

先生曰く、矯正専門医じゃなくても大丈夫とのことです。

歯列矯正の相談 (2件目)

歯科医院の特徴

  1. 大型ショッピングセンター内、矯正歯科
  2. 先生は50代で圧がある、おしゃべり好き
  3. 先生は国立大歯学博士
  4. 歯科衛生士さんは寡黙、淡白な感じ
  5. 院内は混雑、清潔だが狭苦しい感じ

子どもにも厳しい態度をとる先生。

人の気持ちがわからない先生だと、娘が拒否反応をしめしました。

治療方針は熱心に語ってくれました。

自分の娘の事例を石膏歯型で見せてくれたり、治療方針も熱心に語ってくれるので、親目線だと好印象でした。

歯列矯正の治療方法

  1. 治療装置:急速拡大装置(きゅうそくかくだいそうち)、取り外し不可
  2. 治療方法:1ヶ月で上顎にを広げ、永久歯のための隙間を確保。下顎は、取外し可能な、床矯正を使用。
  3. 先生の説明:8歳なので、おそらく抜歯はしなくて大丈夫。上顎は1ヶ月くらいかけて急速拡大装置で骨格を広げる。痛くないといえば嘘になるが、痛みでこの治療を途中で止めた方はいない。下顎は頭蓋骨と離れており、骨格を拡大することはできないので、取り外し可能な器具で、歯列を広げる。
  4. 治療期間:Ⅰ期治療は半年程度。Ⅱ期治療は、基本ワイヤー治療を中学生頃から開始で1.5~3年。

相談は無料でした。

写真撮影の結果お見ながら、治療方法を30分かけて丁寧に説明してくれました。

先生にも娘と同じ年代の時に矯正をした娘さんがおられるようで、

歯型やレントゲン写真などの実例を見せてくれました

急速拡大装置を使って骨格を広げるという治療方法に魅力を感じました

理由は、最後にまとめて記載しております。

歯列矯正の治療費用(すべて税込)

  1. 相談は、無料
  2. 精密検査料:33,000円
  3. 矯正管理料:66,000円
  4. Ⅰ期治療:429,000円
  5. Ⅱ期治療:429,000円
  6. 来院毎の器具調節料は上記費用に含まれる

半年通院となるⅠ期治療で、528,000円です。

Ⅰ期、Ⅱ期の両方で、990,000円です。

詳細の料金表は👇。

家から一番近いので、最有力候補です。

が、やはり、いいお値段です。

 

歯列矯正の相談 (3件目)

歯科医院の特徴

  1. 駅から徒歩5分、矯正・小児歯科
  2. 先生は50代で明朗、穏やか
  3. 先生は国立大歯学部出身
  4. 歯科衛生士さんは丁寧、しっかりした感じ
  5. 院内は明るく、清潔な感じ

開院5年という比較的新しい病院で、とてもきれいに整頓されており内装に清潔感があります。

先生も歯科衛生士さんも、明朗でわかりやすい説明でとても好印象を受けました。

歯列矯正の治療方法

  1. 治療装置:急速拡大装置(きゅうそくかくだいそうち)、取り外し不可
  2. 治療方法:1ヶ月半で上顎を広げ、永久歯のための隙間を確保。下顎も、取外し不可能な、床矯正を使用。
  3. 先生の説明:レントゲン写真を見て、おそらく抜歯はしなくて大丈夫。上下の歯が丁度重なっているため、合わせて調整していきましょう。(本来は、上下の歯が少しずれて、凹凸状態になるのが理想、今の状態は上顎が少し出っ歯とのこと)。衛生士さんより、1ヶ月半くらいかけて急速拡大装置で骨格を広げて約半年で治療を終える方針と説明。
  4. 治療期間:Ⅰ期治療は半年程度。Ⅱ期治療はやらない方も多いとのこと。

相談はレントゲン含めて、400円の一般診療で実施してくれました。

治療の流れは、衛生士さんより説明がありました。

最初は、違和感もあり痛みも多少伴うので、長期休みを使って治療を始めるのがよいのでは?

とのアドバイスもありました。

治療の進め方はこちら👇

 

歯列矯正の治療費用(すべて税込)

  1. 相談は、400円
  2. 簡易検査料:11,000円
  3. 精密検査料:44,000円
  4. Ⅰ期治療:220,000円~330,000円
  5. Ⅱ期治療:440,000円~550,000円
  6. 来院毎の器具調節料は、2,200円~5,500円/回

半年通院となるⅠ期治療で、297,000円~440,000円です。

Ⅰ期、Ⅱ期の両方で、759,000円~1,045,000円です。

(Ⅰ期、Ⅱ期ともに通院10回で計算しております。)

詳細の料金表は👇。

通院ごとに発生する調整・観察料が都度かかります。

 

最終的に、3件目の歯医者を選んだ理由

急速拡大装置を使った治療方針だったため

急速拡大装置を使った治療に魅力を感じた理由

  • 1件目の歯科でも、上顎の成長が遅くて小さいと言われていたこと
  • 2件目の歯科で、実例の模型やレントゲン写真を見せてもらえたこと
  • 矯正専門の医師二人が当該治療方法※を勧めたこと
  • 短期間での治療になる可能性が高いこと
  • 鼻腔拡大でいびきのカイゼンになるかもという二次効果の期待

※上顎の骨を左右に分割する縫合部があり、この縫合部に断続的な強い整形力を加えることにより、縫合部が開き、出来た隙間に新しい骨が形成されることによって上顎の骨が拡大するという治療のこと。上顎の縫合部は高校生ぐらいまでは完全にはくっつかないようですが、下顎は赤ちゃんの時に嵌合してしまうようです。

先生の経験や力量が優れていると感じたため

先生の経験や力量が優れていると感じた理由

  • 先生の学歴
  • 論理的な言語能力や違和感のない会話
  • 清潔に保たれた院内環境や利発な衛生士さんを抱えている点
  • 複数箇所の隠れた虫歯の存在に目視で気づいた事実(事例1の歯科で器具を使って発見できなかった)

通いたくなる院内の環境

通いたくなると感じた理由

  • 先生や歯科衛生士さんの人柄
  • きれいに清掃された清潔感のある施設環境
  • 日曜日も開院している

以上、短期間の間に3件の歯科医院を訪ね、先生の説明を受けて感じたことを記事にしました。

最終的には、3件目の歯科医院にこれから通うことになりますので、治療の経緯についても今後、別途記事にしていきます。

最後まで、閲覧頂きありがとうございました。

でわでわ。